こんにちは。1986年4月から1990年3月まで4年間勤務した松尾哲と申します。

過日、催された14期生、3年12組の同窓会についてご報告します。

生徒たちの計らいで私の退職記念も兼ねて催されました。18年ぶりの再会でした。微妙な年齢の若者たちに囲まれて楽しい宴でした。最初のうちは「アルバムを見て予習して来るべきだった。」と後悔したのですが、時がたつにつれてだんだんと18歳の顔と36歳の顔が重なり合って、いつの間にかその時代に戻ってしまいました。彼らもまた、18歳の素顔に戻ったようでした。ある者はお酒が進むにつれて、「嬉しい、嬉しい」を連発していました。私もどんどん嬉しくなりました。

「今だから話そう!当時の思いを」のコーナーではびっくりするような告白も飛び出しました。あるいはまた、18歳の少年の熱い思いも語られました。

語らいは尽きない気がします。また、2.3年後に再度開かれることになりました。その時にも元気で出席させていただこうと思っています。

3年間の担任を終えて教え子たちを卒業させるとき、確かに思うことがあります。彼らの20年後を思うのです。社会にしっかりと根ざして生きているに違いないことを思いながら卒業証書を手渡していたのを思い出します。
みんな元気で生きていることを確かめました。出藍の誉れと言いますが、私なんかよりも間違いなく確かな足取りで生きていることを嬉しく思います。

最後になりましたが、桜美会のますますの発展を祈念して筆を置きます。

旧職員 松尾 哲