私の中の3年間
32期生 大崎 麻実
合格発表日は雨が降っていました。合格発表の日くらい晴れてくれればいいのに・・・そんなことを思いながら友達と合格発表を見に行きました。友だちの中には落ちた人もいます。自分が受かれば落ちる人もいると言うこと、落ちた人の分までがんばらなければいけないという気持ちで私の高校生活は始まりました。
1年の初めは勉強について行けるのか、友だちは出来るだろうか?といろいろなことが不安で時間の流れるまま過ごしていました。しかし、一度きりの高校生活をもっと有意義に想い出深く過ごさなくてはと思い、3学期には剣道部に入り、2年のはじめには生徒会に入りいろんな人や事に関わり、またクラブでは辛いこともありましたが、今思うとすごく良い経験だったと思います。先輩や後輩、先生や他校の友だちにすごく良い刺激を貰充実している毎日、日々幸せな時間を過ごしていました。修学旅行もエンジョイしました。
そして、やってきました受験の年、私はいろいろな職業をやってみたくて、なかなか決まらずすごく悩みました。やはり、やりがいがありそうな職業に就きたくて春から通う学校を探しました。入試までは事情で1ヶ月もなかったので数学の先生と(入試科目が数学と面接だったので)昼休みや放課後遅くまで猛勉強しました。入試前日も放課後遅くまで教えて貰いましたが帰る直前にその先生が「今日はゆっくり寝て明日落ち着いて頑張り」と言ってくれました。本当にうれしかったです。
そして合格しました。私の中の短く長い3年間は、たくさんのことを学ばせ、何事もまず行動しなければ始まらない事を教えてくれたすばらしい3年間だったと思います。