交野高校での3年間

35期生 富山 一輝

私の交野高校での3年間は本当に大切でかけがえのない時間を過ごすことが出来ました。

特に野球部での3年間は私のこれからの人生になくてはならない貴重な経験をさせて頂きましたし、自分自身大きく成長させていただきました。

私はキャプテンとして2年生の夏からチームをまとめていくという機会を与えて頂きました。体格や性格、野球の技術も違うたくさんの部員を“甲子園出場”というひとつの目標に向かって、まとめあげて行くことはとても簡単なことではありませんでした。その中で、自分のスキルアップや試合での結果も残していかなければいけないという状況は正直とても苦しかったです。しかし、いつも悩み苦しむ自分のそばには仲間がいてくれました。彼らがいたからこそ、日々の厳しい練習に耐えることができ、大阪の強豪相手に堂々と戦い抜くことができたのだと思います。

甲子園出場という目標は達成できませんでしたが、甲子園球場で練習することができましたし、21世紀枠候補大阪代表にも選出させて頂くこともできました。

しかしその中で立ち直れないほどの悲しい経験もしました。そんな楽しかったこと、悲しかったこと、うれしかったこともすべてこの仲間たちとともに経験し乗り越えて行くことができました。

彼らとはこの先ずっとオヤジになっても集まって馬鹿なことをするんだと思います。そんなかけがえのない仲間をこの交野高校で得ることができました。

私たちをずっと支えて下さった先生、保護者の方々、本当にありがとうございました。心から感謝しています。

交野高校で学んだこと、人として学んだことをこれからのじんせいにやくだて、もっともっと精進して頑張って行きたいと思います。ありがとうございました。
【野球部 2010年選抜野球大会 21世紀枠候補大阪代表選出】