清水 亜純氏(11期生)講演会
2014年10月31日に母校の体育館で行われた、同窓会「桜美会」主宰の卒業生講演会は大盛況で終わることができました。
年に1回のこのイベントも、今年で5回目になります。今年は、11期生の清水亜純(あずみ)さんをお招きして、講演をしていただきました。
彼女は、「RaBiRaBi(ラビラビ)」という音楽ユニットを主宰されており、日本国内のみならず世界で音楽活動をされています。講演をしてくださった清水さんのお話は、大変生徒たちの心に響いたようで、講演後は清水さんと一緒に写真に収まろうとする生徒たちで彼女の周りはいっぱいでした。
清水さんは、高校卒業後すぐにプロのミュージシャンとして活動を開始。それから、いろいろな個人的な経験を積んで、現在、音楽ユニット「RaBiRaBi」のボーカルとして活動されています。約1000人の高校生と教職員、そしてこのイベントを聞いて集まったOBたちが、彼女の講演と、彼女たちが演奏する音楽を楽しみました。ラストは、高校の軽音学部有志たちとのコラボで、スマップの「世界でひとつだけの花」を演奏。全校生徒が手拍子でそれにあわせ、学校中が一つになったようでした。
・・・「赤い花」と言っても、ここに居るみんなの頭の中にイメージされた花は、一人ひとり違うはず。自分は、どんな「赤い花」になりたいのか。
自分の価値って、バイトでもらう時間給の値打ちなんだろうか。・・・
彼女から発せられたいろいろなメッセージは、彼女の実体験に基づく本音、心の底からの言葉でしたから、生徒たちの心にストレートに響いたようでした。
同窓会長の私も最初に少し彼女と「RaBiRaBi」の皆さんの紹介をしたのですが、彼女の講演も私の話も、母校の生徒たちは、最後まで顔をあげて聞いてくれました。いつも思うのですが、私の母校の生徒は、挨拶がすばらしい。廊下を歩くと、すれ違う生徒たちが、それぞれに「こんにちは」と挨拶をしてくれます。それが、自然にできるのですね。一人として服装が乱れている者はおらず、みな頭髪も黒いです。交野高校が、落ち着いた校風の高校として、教職員や地元から高い評価を得ているのも理解できるような気がしました。
講演会の後は、RaBiRABiのメンバーに、同窓会のメンバーや校長先生も加わって、みんなで楽しい打ち上げとなりました。RaBiRABiは、翌日は静岡でコンサート。そして、東京、長崎と連日の講演だそうです。
後輩である清水さんたちの、今後のますますのご活躍をお祈りいたします。


