3年間でのクラブでの学び
34期生 市川 福三
僕は中学3年生の頃からジャグリングをはじめて、その時から高校に入学したらジャグリング同好会を作ろうと意気込んでいました。
しかしいざ入学してみるとそう簡単にはいきません。部員集め、活動場所の確保、審議用書類の作成等、本当にやる事が沢山あり同好会を作るのは大変なのだと実感しました。
そしてやっとの思いで高校1年の7月に同好会が発足し、ジャグリング同好会の歴史がスタートしました。
実際スタートしてみると、集まりが悪かったり、皆をまとめきれなかったり、指導力の欠如等、リーダーシップの無さから盛り上がりに欠けて僕自身投げ出してしまいたくなった時も多々ありました。その時に色々な大学のジャグリングサークルに足を運び沢山のジャグラーからアドバイスを頂きました。そして、高校1年、2年と部員がなかなか揃いませんでした高校3年の時には、やっと新入部員も入ってきて安定した人数になりました。
今まであまり無かった依頼も急増して、「保育園」「子供会」「デイサービス」等の様々な場所で発表をする機会を頂きました。依頼先で色々な年齢層の方々とお話が出来てとても刺激をうけ、演技中に拍手をしてもらったり、温かい声援を頂くことでジャグリングへのモチベーションを上げる事ができました。
ある時の依頼では、「本当に素晴らしいクラブを作ったね」と話しかけてもらい、その時にジャグリング同好会を立ち上げて本当に良かったと心の底から思えましたし、とても嬉しくて胸に熱いものを感じました。この様なジャグリングの活動が認められてか、高校3年の11月には念願だった同好会から部への昇格が達成しました!
こうして文章に記しながら振り返ってみると、数多くの先生方、友人、ジャグラーの方々に支えられてこそ、今の状態の僕があるのだと気づかせて頂き、深く感謝しています。僕のこの3年間はクラブを立ち上げたことにより多くの事を悩み、それにより多くの事を学ぶ事が出来ました。
一期一会の大切さを痛感し、それにより広がる人と人との繋がり・・・これ程までに充実した3年間は他にはありません。この3年間の学びをこれからの僕の人生に大いに活かせていける様に、努力していきます。
さらなる飛躍の為に・・・