校長 木 場 恒 樹

同窓会の皆様におかれましては、日ごろから大阪府立交野高等学校の教育活動に対しまして、多大なるご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。厚く御礼申し上げます。

私は、令和6年4月、学校長に着任いたしました木場恒樹(こば・ひさき)と申します。50年の歴史を有する本校のさらなる発展のために微力ながら尽力して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

交野高校のめざす学校像は、「50年を超える歴史と伝統を継承する中で、自ら学び、主体的に判断し、行動できる人材を育成する学校をめざす」としております。この学校像を実現するための具体的な多くの教育活動が、交野高校には用意されています。そして、学習活動、学校行事、進路活動、部活動などの教育活動は、学校の教員だけの力ではなく、多くの同窓会の方々や保護者の皆さんの応援とご尽力があり、実現しているものと思っております。

令和2年度からは、新型コロナウィルス感染症拡大防止のために学校の教育活動に大きな制限がありました。特に、文化祭などの活動は感染症拡大防止対策として、規模縮小、実施形態変更となり、多くの生徒や保護者の方々が残念な思いをしたことと思います。令和6年度は、このような制限もなくし、コロナ前の規模感で活動をしていきたいと考えておりますが、4年間のブランクの影響は大きく、先輩から後輩への引継ぎが不足する中、実質的には、現役の生徒たちがこれまでの先輩方の取組みを基にして、新たに創り出すことになります。これは大変な作業ですが、やりがいがある作業でもあります。同窓会の方々には、あらたな歴史を創りゆく生徒の奮闘を支えて頂けると生徒たちの励みになると思います。

卒業生のみなさまの益々のご健勝とご活躍をお祈りいたしますとともに、卒業生のみなさまには、後輩たちである交野高校の生徒たちが元気に充実した高校生活を送ることができるよう、エールを送ってくださりますよう、心よりお願い申し上げます。